ポルトガルの物価一覧と物価情報
通貨および現在の為替状況
ポルトガルの通貨はユーロが使用されています。
ポルトガルの経済レポート

ポルトガル(ポルトガル共和国)は、イタリアと隣接するイベリア半島の国です。首都はリスボンで、国内最大の都市もリスボンです。通貨はユーロです。
大航海時代には他国に先駆けて日本と関係を持ち、世界中に多くの植民地を作って反映を極めた国ですが、現在ではさしたる産業も無く経済状態は低迷したままの状態が続いています。
経済の低迷に伴い国民の所得も低下しており、現在のポルトガルの大学卒の初任給(月収)は約€1000です。そのため、ポルトガル国民の所得はEU加盟国の平均の6割程しかありません。
そのため、他のEU諸国からギリシャに次いで貧しい国として見なされており「EUのお荷物」とまで言われています。経済が低迷している状態なので物価はフランス、ドイツなどEUを牽引している国々と比べると安いですが、それでもドイツ、フランス国民との大きな所得差を埋められる程の物価の差があるわけではありません。
物価は比較的安いですが、それ以上に所得が低迷しているため、庶民の暮らしは大変な状態が続いているのです。
食費

ポルトガルは海産物が豊富で美味しいポルトガル料理やワインが楽しめる土地です。
食費は他のヨーロッパ諸国と比べて安いので、中級のレストランでも10ユーロもあれば満足できます。ただし、観光客相手のレストランの場合、通常価格の倍の価格設定がされている所も多いので、ローカルの人が行くレストランを利用すると良いでしょう。
交通

首都リスボンでは地下鉄(メトロ)が整備されているので、市内を移動する場合はメトロを使うのがとても便利です。
移動する区間によってゾーンが分かれており、ゾーン1の移動なら1ユーロ程で移動できるので安くて便利です。ちなみにゾーン2になっても運賃はあまり変わりません。一日券を購入すれば約4ユーロです。観光で市内を頻繁に移動する場合は一日券を使った方がお得です。
ちなみに、地上を移動する場合はバスかトラムがあります。どちらも1回乗車で定額料金で、1.5ユーロです。一日券を購入すればこちらも約4ユーロです。
タクシーは運転手との交渉によって価格が決まるのでいくらかかるか一概には言えませんが、市内を30分ほど移動して10ユーロもあれば十分ですから、日本のタクシー料金よりはかなり割安です。
宿泊

ポルトガルのホテルは、観光客を相手にしているためか食費や交通費など他の物価に比べるとやや割高な印象です。
ユースホステルやゲストハウスのような低価格のホテルなら一泊5ユーロ位のレベルからありますが、ある程度セキュリティとサービスを求めるのであれば、50~100ユーロは必要ですから、一般的なヨーロッパのホテルと同レベルの金額が必要になります。
各経済指標の推移
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